白いワタも薄皮も全部使う!”ゆずジャム”の作り方
ゆずジャムを作るとき、白いワタも使いたくありませんか?
この記事の作り方では白いワタも使って、適度な苦味の甘酸っぱいゆずジャムができます!
捨てるのは種とヘタだけなので、地球にも優しいです♪
ゆずジャムの材料
できあがり量は、鮭フレークの瓶2つと小鉢1杯分です
- ゆず……小さいもの6個(352g)
- 上白糖…ゆずの全体量の半分+α(200mlの計量カップ1杯+大さじ山盛り2杯)
ゆずジャムの作り方
ゆずの重さをはかる
砂糖の量を決めるために、ゆずの重さをはかります。
ゆずの重さの半分以上が必要なのだそうです。
はかりがなかったら、材料を煮詰めるときに味見をしながら調整してください。
煮詰めるところで、また書きます。
ゆずを横半分に切る
ゆずをすべて、横半分に切っていきます。
ゆずの種を取る
ゆずの種を取ります。
爪楊枝のとがっていない方で取ると良いそうです。
他のサイトのレシピを見ると種を入れなくても良いようでした。
ですが、とろみ付けが上手くいかないときのために、種を一応とっておくことにしました。
種を入れるお茶パックがなかったので、種を使う場合はあとから1つずつ取ることにしました。
外皮とそれ以外に分ける
果汁絞り器を使い、外皮とそれ以外に分けます。
(上の画像には外皮が写っていません)
果汁絞り器がない場合は、外皮から房を手で取ります。
それからキッチンバサミで細かく刻むと良いようです。
ゆずの外皮を千切りにする
ゆずの外皮を千切りにします。
なるべく薄くなるようにしました。
千切りにした外皮をゆでる
千切りにしたゆずの外皮は、2回ゆでこぼします。
詳しくは以下の通りです。
中くらいの鍋に、たっぷりの水と千切りにしたゆずの外皮を入れ、中火にかけます。
沸騰したら、3分ゆでます。
3分経ったら、ゆがいたゆずの外皮をザルに上げ、水ですすぎます。
すすいだゆずの外皮をまた同じ鍋に入れ、先ほどと同じようにたっぷりの水でゆでます。
沸騰後3分経ったらザルに上げ、ゆでたゆずの外皮をまた水ですすぎます。
ゆでたゆずの外皮を水にひたす
すすいだゆずの外皮を大きなボウルに移し、たっぷりの水にひたして30分そのままにします。
材料全部を鍋に入れ、よく混ぜる
鍋に材料を全て入れ、よく混ぜます。
全てとは、以下のものです。
- 水から上げたゆずの外皮の千切り
- ゆずの果汁
- ゆずの薄皮(袋)
- 上白糖(200mlの計量カップ1杯)
最初は水分が少ないように思いましたが、こんなもののようです。
はかりがない場合は、ゆずの半分の量を大体で入れておいて、少し火にかけたあとで味を調整するのが良いと思います。
ちなみに、計量カップ1杯で、上白糖130gです。
(私は1カップ180〜200gだと勘違いしていました。だからあとから上白糖を足すことになります)
実は煮詰めたときにとろみがあまり出なかったので、あとから種を入れました。
詳しくは以下で説明しますが、種はここで入れておけば良かったと思いました。
(ビンを煮沸消毒する)
ビンに詰める場合は、使うビンをここで煮沸消毒し始めます。
ガラスはいきなり熱湯に入れると割れることがあるようなので、必ず水のときから入れます。
フタも一緒に水から入れます。
沸騰したら弱火にして、5〜10分くらい煮沸します。
そのあと、トングや菜箸などで水気を切りながら取り出します。
それを上向きに置いて、自然乾燥させます。
今回、ビンは水滴がなくなったのですが、フタには水滴が残っていました。
なので「良いのかな?」と思いつつ、キッチンペーパーでフタの水滴を拭き取りました。
一応、フタの内側に手を付けないように気をつけました。
材料が入った鍋を火にかける
全ての材料をよく混ぜた先ほどの鍋を、中火にかけます。
途中で火を止め、味見をして甘みが足りないようだったので、大さじ山盛り2杯の上白糖をさらに加えました。
はかりがない場合は、ここで味の調整をするのが良いと思います。
(上白糖はゆずと同量入れるレシピもあるくらいなので、多め・甘めくらいが良いと思います)
また中火にかけ、沸騰したら弱火にして煮詰めます。
火にかけている間、木べらで混ぜ続けます。
種を入れた場合、10〜12分ほどでとろみが付くようです。
冷えるととろみが強くなるので、弱くとろみが付いたくらいで火を止めて良いそうです。
今回の私の場合の作り方はこちらです。
味を調整したあと中火にかけ、沸騰したら弱火にして10分加熱しました。
水分のところがサラサラだったので、種を加えて弱火でさらに2分煮詰めました。
それでも水分はまだサラサラだったので、火加減を中火にしてさらに3分煮詰めました。
水分が大分減ってきたので、これでダメなら仕方がないと、加熱をやめました。
そして、木べらと箸で種をすべて取り除きました。
煮沸消毒したビンに移す
煮沸消毒したビンにできたゆずジャムを入れて、できあがりです。
冷えるととろみが付いて、まあまあジャムくらいになったので、ホッとしました。
にが過ぎなくて甘酸っぱいゆずジャムの完成です♪
もうちょっと上白糖を入れても良かったと思います。
ゆずジャムの使い方
以下では、ゆずジャムの活用法の例を挙げます。
パンにつけて食べる
そのままジャムとして、パンに塗って食べます。
両親はさっそく、パンに塗って食べていました。
ヨーグルトにかけて食べる
ヨーグルトにゆずジャムをかけて食べると、爽やかに食べられそうですね。
ゆず茶にして飲む
ゆずジャムにお湯をそそいで溶かして飲みます。
ジャムの量はお好みで。
ゆずソーダにして飲む
ゆずジャムと氷、炭酸水を入れて混ぜます。
甘み付けにお好みで、ガムシロップやハチミツを入れて完成です。
パウンドケーキに入れる
ゆずジャムをパウンドケーキに混ぜ込んで焼くそうです。
美味しそうですね。
最後に
ゆずには血行促進や消化促進、疲労回復ほかさまざまな健康効果があるそうです。
美味しくて健康にも良いなんて、嬉しい限りです。