この本は、2冊同時に購入した断食本のうちの1冊です。
もう1冊の方の感想はこちらの記事になります。
この2冊を読んでみて、私の断食のスタイルを一応決めることができましたので後述します。
この記事では、青木厚さんと小堀智未さんによる『98キロの私が1年で40キロやせた16時間断食』という本を読んだ感想を書いていきます。
16時間断食のポイント
16時間断食とは、1日のうちで16時間の空腹時間を持つというものです。
断食する16時間には睡眠時間も含めて良いので、睡眠時間を入れて実践した方がやりやすいと思います。
しかし本を読むと、それだけというわけでもないようです。
食事の回数は2回
まず、16時間断食は食事が3回から2回に減ること、つまり食事の量が減ることがポイントのようです。
私は本を読む前は、間違った方法で16時間断食をしていました。
食事時間の8時間で3食食べていたのです。
第1章の39ページで
総量や総カロリーがまったく同じでも、16時間、食事の間をあけるか否かで、体の中で起こることはまるで違う
とあるので、食事時間の8時間で3食食べても効果はあるのかもしれません。
しかし、本書では現代の食事は食べ過ぎであるとしているので、やはり2食にするのが良いのだと思います。
あと、1食減る分、水分摂取量も減るので、個人的には水分摂取を心がけたいと思っています。
しかし、水分も摂り過ぎると良くないようなので、”トイレのあとにコップ1杯”+αを飲むようにしようと思います。
運動するのがおすすめ
空腹時間が長いと筋肉量が低下してしまうそうです。
この本では、簡単な体操を3つ紹介しています。
私は最初の体操の説明で少しわからないところがありました。
あまり問題ではないですけれども。
3つのうち2つは立ってする体操で、特に最初の体操は何かしながらでもできる体操だと思います。
ここに書いて良いのかわからないので、詳細は本書を読んでみてください。
2つ目の体操はとても有名な体操の応用、という感じです。
私が断食の時間帯を朝にした理由
16時間断食の時間帯について、この本では個人の生活に合わせて夜でも朝でも昼でも良いとなっています。
ですが、おすすめは夜に行う16時間断食のようです。
小堀智未さんも朝と遅めの昼に食事し、夕食を抜くというスタイルなのだそうです。
私は、本書で断食中に食べても良いと書いてあったナッツを朝食べて、昼食と夕食を摂るようにしようと考えています。
12時〜20時までを食事時間とする16時間断食になります。
私が以前、断食本を読む前に実践していた16時間断食では、夕食を早めに一人で食べていました。
しかし、やはり夕食は家族で一緒に食べたいと思い、朝食を抜くことにしました。
また、朝断食にすると『最新版 朝だけ断食で9割の不調が消える!』にも沿うことになるので、ちょうど良い気もしています。
この『最新版 朝だけ断食で9割の不調が消える!』の本によると、朝に食べるものはフルーツでもいいようです。
しかし、食べるならナッツだけかフルーツだけがいいと思います。
断食時間の朝に何か食べるのは、胆石が怖いからです。
胆石症予防になるのかはわかりませんが、ナッツには脂質があるので胆汁酸が排出されるのではないかという素人考えです。
しかし、ナッツもいくらでも食べていいわけではないようです。
どのくらい食べるのかをここに書いていいのかわからないので詳しくは書きませんが、おやつくらいといったところでしょうか。
また、断食中に食べてもいい食材が、ナッツ以外も本書に書かれています。
胆石や血糖値についても、本書の第5章の「Q&A」に少し載っています。
食事の内容はどうなのか
16時間断食は「なにを食べてもOK」ということですが、食事に気をつけると16時間断食の効果を後押ししてくれるそうです。
レシピが載っている
本書には、おすすめの食材を使ったレシピが載っています。
おかずのレシピが1週間分と、断食中に摂れるお助けフードのレシピも4つ載っています。
また、巻末には4つのドレッシングのレシピもあります。
これらのレシピの料理は美味しそうでした。
しかし、調達しなければならない材料がちょこちょこあったり、オーブンやミキサーを使うものもあったりして、個人的には手間がかかりそうだと思いました。
切って混ぜるだけのレシピもありましたけど。
でも、1回の食事でどれをどのくらいの量摂ればいいのかというメニューの目安はわかりませんでした。
主食は何でもいいのかとか、おかずはこれだけかとか、汁物はつけていいのかとか。
小堀智未さんの食事メニューが参考に
そこで、私が注目したのは小堀智未さんの食事メニューです。
スケジュールの紹介で書いてあったもので、朝昼同じメニューだったので、メニュー数でいえば1つだけでした。
作り置きで、簡単で、栄養が摂れる。
そんな感じのメニューでした。
小堀智未さんの料理のレパートリーをもっと知りたいと思いました。
小堀さんはホームページやインスタグラムのアカウントをお持ちのようです。
今のところ、このホームページやインスタでの食事メニューの紹介などはありませんでした。
動物性たんぱく質も良いみたい
『最新版 朝だけ断食で9割の不調が消える!』という断食本では、動物性たんぱく質はすすめられていませんでした。
ですが今回ご紹介している本書『98キロの私が1年で40キロやせた16時間断食』では、動物性たんぱく質もおすすめされています。
詳しく書いて良いのかわからないので書きませんが、良質なたんぱく質と言われるものです。
YouTubeにある私の大好きな本要約チャンネルでも最近、高齢者にはたんぱく質が必要だという本の要約をされていました。
【ベストセラー】「「80歳の壁」を超える食事術」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】 - YouTube
高齢の方に限らず、断食での筋力低下を防ぐためにも、動物性タンパク質は必要という意見に私は傾いています。
小堀さんの動物性たんぱく質の摂取量が多そうだったのですが、それが必要量なのか、もっと少なくても良いのかと気になるところです。
元々16時間断食での食事時間の食事は「なにを食べてもOK」なので、かたく考えないで今までの1食の食事メニューでも良いのかもしれません。
16時間断食で期待する効果
私が本書で特に注目した16時間断食の効果は、
- 肌・髪のコンディション改善
- アンチエイジング(シワ・シミ・白髪)
- ダイエット
- 睡眠の質向上
- など……
いや、まだ書いていない効果も合わせて、期待すると言えば全部期待するのですが。
しかし、ダイエットに関して私は、上半身はあまりやせてほしくないのです。
やせている人の16時間断食の実践に関しては、第5章の「Q&A」で少し書いてあります。
また、「睡眠の質が向上する」ということに関しては、私はまだ寝つきが良くないです。
夜遅くまでパソコンを扱うことがあるからかもしれませんけど。
16時間断食に慣れて、睡眠の質が向上することを期待しています。
YouTubeの動画も参考になる
YouTubeの本要約チャンネルでは、今回の記事の本である『98キロの私が1年で40キロやせた16時間断食』の要約もされています。
私がここに書いて良いのかわからないということで書かなかったことも、この動画で結構話されていました。
気になる方は、ぜひご覧になることをおすすめします。
最後に
最初は16時間断食のやり方を間違えていた私ですが、2冊の断食本を読んでいくらか自分のスタイルを決めることができました。
これからは、とりあえず2冊の断食本を参考に、16時間断食を試してみようと思います。